ウルトラセルは、【高密度焦点式超音波(HIFU)】、【高周波(GFR)】、【高周波(SRR)】の3つのエネルギーを照射することで、【深層(表在性筋膜)】〜【中間層(真皮層・脂肪層)】〜【皮膚の表層(表皮・真皮層上部)】の、肌の3つの層に作用し、タルミやシワを土台からリフトアップさせることができる治療機器です。
フェイスラインのタルミ、ほうれい線などのシワ、目元・口元の小ジワ、毛穴の開き、肌のクスミなど、加齢によりあらわれる症状を改善し、タルミのない若々しい肌へと導きます。
タルミ
シワ・小ジワ
肌のハリ・ツヤ
ほうれい線
ニキビ・ニキビ跡
小顔
ウルトラセルは、【HIFUによる筋膜リフト】、【イントラジェン(高周波)による真皮リフト】、【SRRによる皮膚表面の若返り】の3つの効果が、1度の施術で同時に得られる治療機器です。加齢により緩んだ筋膜を引き上げ、肌の深層からコラーゲンの生成を促すため、シワ・タルミを効果的に改善することができます。
顔のタルミの原因は、紫外線や生活習慣、加齢などによって肌弾力が低下することと、表在性筋膜が衰えることで筋膜の上にある脂肪や皮膚を支えられなくなることによって起こります。
従来のタルミ治療器は、皮膚表面と真皮層に作用することで、コラーゲンの生成を促し、皮膚の引き締め、弾力の改善を行うことが可能でした。これにより、軽度のタルミやシワに効果を発揮するものであったのに対し、皮膚を支える筋膜のタルミは、フェイスリフトなどの外科手術によってしか改善できませんでした。
しかしウルトラセルは、表皮と真皮層に働きかける高周波に加え、HIFUテクノロジーが搭載されたタルミ治療器であることから、メスを使わず切らない超音波治療でSMASと呼ばれる表在性筋膜にまで作用し、タルミを根本から効果的にリフトアップできることが特徴です。
メスを使う治療に抵抗がある方、ダウンタイムのない治療を希望される方に最適なアンチエイジング治療で、タルミやシワが気になる頬やほうれい線、フェイスライン、目元、口元、首などに照射が可能です。
肌を引き締めるリフトアップ効果によってフェイスラインがすっきりと整い、また脂肪層にも熱エネルギーがダメージを与えることから小顔効果も得られます。コラーゲンが生成されることにより、肌の奥底から潤うハリ・ツヤのある若々しい肌に導き、毛穴の開きやニキビ・ニキビ跡の改善にも効果を発揮します。
施術直後から実感できる即時効果と、施術後数ヶ月かけて、コラーゲンの生成が肌の深層から促されることによって起こる副次効果の両方が期待できます。1度の施術でも十分な効果を実感していただけますが、半年〜1年に一度の治療を繰り返し行なっていただくことで、持続的なアンチエイジング効果が期待できます。
HIFU
HIFU(ハイフ:高密度焦点式超音波)は、フェイスリフトなどの外科的手術でしか引き上げが難しかった皮膚の深層、表在性筋膜=SMAS筋膜まで作用し、強力なリフトアップ効果をもたらします。
HIFUは、目標とする深さのターゲット部位に限局して熱作用を与えることが可能なテクノロジーであるため、がん治療や結石治療など、様々な医療分野で使用される技術です。
ウルトラセルはこのHIFUテクノロジーを搭載し、皮膚の3.0〜4.5mmの深さの層にあるSMAS筋に焦点的に超音波を照射するため、皮膚表面は一切傷つけることなく、SMAS筋及び真皮層直下の脂肪層の深度に焦点を定めて熱作用を与えます。
熱によりダメージを受けた組織には、ダメージを修復しようとする創傷治癒効果が作用するため、皮膚深層にてコラーゲンの増生と再構築を促します。
HIFU照射後、2〜6ヶ月の長期間にわたってコラーゲンの生成が促されるため、緩んだ表在性筋膜が引き締まり、皮膚の深層からリフトアップ効果が得られます。
また真皮層直下の脂肪組織も熱ダメージによって減少することにより、小顔効果も得られます。
イントラジェン(GFR:Grid Fractional Radio frequency)
イントラジェンは、ラジオ波GFR(RF高周波)を用いた、切らないタルミ治療です。皮膚の真皮層〜脂肪層に高周波(RF)をグリッド状に照射し、コラーゲン線維を熱収縮させます。熱をグリッド状に照射することで、皮膚表面にダメージを与えることなく、真皮層の線維芽細胞に均一かつ効果的に熱エネルギーを作用させることが可能です。
熱収縮を起こした線維芽細胞は、修復過程でコラーゲンを増生するため、肌にリフットアップ効果をもたらし、シワ・小ジワ・タルミを改善するとともに、肌のハリ・ツヤをアップさせます。
同様の効果をもたらす他機種では施術中の痛みが強い場合がありますが、ウルトラセルのGFRは痛みが少なく、施術時のストレスが少ないことを特徴とします。
イントラジェン単独での施術も受けていただけます。
イントラセル(SRR:Superficial Radio frequency Rejuvenation)
イントラセルは、高周波(RF)をノンニードルタイプの電極を用いて点状に照射し、肌表面を傷付けることなく表皮〜真皮上層へ効果的に熱作用を与えます。これによってコラーゲン線維の再生・新生を誘導し、皮膚のターンオーバーを促進させます。
肌の浅い層の小ジワの改善、毛穴の引き締め、肌のハリ・ツヤアップを実感することができます。肌への負担が少ないため、従来機器では難しかった目元ぎりぎりやまぶたなどにも照射が可能であり、目元の小ジワ改善にも効果が期待できます。
HIFU | イントラジェンGFR | イントラセルSRR | |
---|---|---|---|
効果・適応 | 筋膜のリフトアップ・軽度のタルミ・フェイスライン・ほうれい線 | 小ジワ・軽度のタルミ・フェイスライン・ほうれい線・肌のハリ・ツヤ | 目元などの小ジワ・軽度のタルミ・毛穴の開き・ニキビ・ニキビ跡・肌質改善 |
アプローチ層 | 表在性筋膜・脂肪層 | 真皮層〜脂肪層 | 表皮〜真皮層上層部 |
メリット | メスを使うことなく筋膜層からリフトアップすることができ、ダウンタイムもほとんどありません。他の治療との併用も可能です。 | 表皮を傷付けることなく皮膚の真皮層までエネルギーを届けることができます。ダウンタイムもありません。 | ダウンタイムもほとんどありません。 |
デメリット | フェイスライン周辺の照射時、多少の痛みを感じることがあります。 | タルミの程度によって、効果に個人差があります。 | 施術直後に若干の赤みを生じることがあります。 |
持続期間 | 照射後6〜12ヶ月 | 照射後3〜6ヶ月 | 照射後3か月前後 |
診察・カウンセリング
気になるお肌の悩みについて、何でもお気軽にご相談ください。
お悩みと症状、ご希望に沿って、最適な治療方法をご提案します。
洗顔
施術前に、メイクや汚れを落としていただきます。
写真撮影
施術前後の変化を確認していただくため、写真撮影を行います。
ウルトラセル施術
HIFU照射→GFR照射の順に治療を行います。どちらか単体での施術も可能です。施術時間は30〜60分程度です。
アフターケア
施術中、照射部位にジェルを塗って照射を行います。施術後はジェルを拭き取ります。皮膚に残っても問題ありませんが、気になる方は洗顔ルームにて洗顔を行ってください。施術後すぐにお化粧もしていただけます。施術後気になることがあれば、医師やスタッフまでお気軽にお声がけください。
施術内容 | 料金 | |
---|---|---|
HIFU(3mm 4.5mm)+GFR | 頬〜アゴ下 | ¥99,000- |
目元 | ¥33,000- | |
全顔 | ¥121,000- | |
首 | ¥33,000- | |
HIFU(1.5mm 3mm 4.5mm) | 頬〜アゴ下 | ¥99,000- |
目元 | ¥33,000- | |
全顔 | ¥121,000- | |
首 | ¥33,000- | |
Dr.施術加算 | ¥44,000- |
総額表示義務のため、消費税込みの表示となっています。
施術中痛みはありますか?
痛みの感じ方は個人差がありますが、チクチクした熱感を伴う場合があります。麻酔なしで受けていただける施術ですが、どうしてもご不安な方には塗る麻酔を使用することも可能です。痛みに弱い方、不安がある方はカウンセリングにて医師にご相談下さい。
ダウンタイムはありますか?
ほとんどありません。施術直後は照射部位に赤みが出ることがありますが、すぐに落ち着きます。施術直後から洗顔やメイクが可能です。
施術時間はどのくらいですか?
施術内容(HIFU、GFR単体もしくは組合せでの照射)により異なりますが、30分〜60分程度で終了します。
日焼けしていても施術を受けられますか?
ウルトラセルはお肌の色味に関係なく受けていただける施術ですが、日焼け直後は皮膚が炎症している状態ですので、火傷などの副作用を招く可能性があります。日焼けの症状が落ち着いてからの施術をお勧めします。
妊娠中でも治療を受けることはできますか?
ウルトラセルはラジオ波を使用する治療であるため、妊娠中、または妊娠の可能性がある方への施術を行うことはできません。
サーマクールとの違いを教えてください。
サーマクールはウルトラセルと同様に、高周波(RF)を照射することにより小ジワ、タルミ、毛穴の開き、ニキビ・ニキビ跡などを改善する治療機器です。サーマクールは高周波が皮膚表面と真皮層に働きかける点で、イントラジェン単体での治療を行った場合と共通しますが、ウルトラセルはさらにHIFUの照射を行うことで、真皮層より深い表在性筋膜層にまで働きかけ、タルミを改善することができる点で異なります。
また、サーマクールはチップなどの消耗品が高価であるため施術費用が高額ですが、ウルトラセルは医療機器メーカーの開発により消耗品の製造コストが抑えられたため、施術費用がサーマクールより安価に提供できるメリットがあります。
サーマクールは照射時の痛みが強いため、サーマクールでの治療を中断した方や、2回目の照射に踏み切れないという方にも、痛みのマイルドなウルトラセルでの施術はお勧めです。
ウルセラとウルトラセルは同じ機械ですか?
いいえ。ウルセラと呼ばれる機械は、「ウルセラシステム」という異なる種類の治療器です。HIFUテクノロジー搭載でタルミをリフトアップさせる目的は同じ機械といえますが、ウルトラセルのように、GFRとSRRを併せて照射するものではないため、皮膚表面の浅いシワや毛穴の引き締めなどといった浅い層での効果を期待されたい方にはウルセラシステムは適用でない可能性があります。
また、ウルセラシステムの難点として、痛みが強いことがあげられ、クリニックによっては麻酔や鎮痛剤の服用を併用して施術を行う場合もあります。