施術について
METHOD
ダメージが蓄積された肌も、もう一度透明感のある肌へ
シミ、肝斑は、いずれも加齢とともに悩みが深まる症状です。
しかし、シミや肝斑と一口に言っても紫外線やホルモンバランス、日々の生活習慣など、原因はさまざまです。 一度できてしまうとなかなか消えにくく、スキンケアだけでは改善が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。自己判断で間違ったケアを行うと症状を悪化させることになりかねません。ちなみに、そばかすと言われているのはほとんどが肝斑です。後ほど詳しくご説明いたします。
このページでは、シミや肝斑の見分け方や、種類・原因、医療機関で行う治療法についてご紹介しています。
こまちクリニックのシミ・肝斑治療は、原因と種類を見極め、最適な治療法を選択しております。

こんな方におすすめ
RECOMMEND
- シミ、肝斑が気になる方
- シミと肝斑が混在している方
- 肌がくすんでいる方
- 肌に透明感が欲しい方
- 年齢とともに肌色が冴えなくなった方
シミ・肝斑の原因
シミや肝斑は、肌の表面にあらわれる色素の変化です。見た目は似ていますが、できる理由や現れ方には違いがあります。
■ 紫外線の影響
・日差しを浴びると、肌は「メラニン」という色素を作って自分を守ろうとします。肘などのよく擦れる部分が黒ずむのと同じです。
・通常はターンオーバー(肌の生まれ変わり)で自然に排出されますが、年齢や紫外線の影響で排出が追いつかなくなると、肌に残ってシミとして定着します。
■ 遺伝的な体質
・そばかすは遺伝が関係していることが多いものなので、子どもの頃から鼻や頬のあたりに小さな点状の色素が出やすく、紫外線によって濃くなったり増えたりします。
・大人になって頬のあたりに細かな茶色が集まった状態をそばかすということがありますが、これはそばかすではなく肝斑のことがほとんどです。
・肝斑とそばかすでは治療法が全く異なりますので注意が必要です。
■ ホルモンバランスの崩れによる影響
・妊娠・出産・更年期などのタイミングでホルモンバランスの変化が起こり、「肝斑(かんぱん)」と呼ばれるシミができることがあります。
・両頬の左右対称に淡い茶色の点がたくさん集まったように見えます。下瞼には出ないことが特徴です。(レバーの断面のような模様から肝斑と名付けられています。)
■ 肌への刺激や生活習慣も影響
・強くこする、合わないスキンケアを使うなどの「肌への強い刺激」もシミの原因に。
・また、ストレスや睡眠不足なども肌の回復力を下げ、色素沈着を起こしやすくします。
■ 炎症後の色素沈着
・ニキビや傷、虫さされなどの炎症のあとに、色素が残ることがあります。
・これもシミの一種として扱われ、時間が経ってもなかなか消えにくいことがあります。
このように、シミや肝斑はさまざまな要因が重なってできるため、まずはご自身の肌の状態を知ることが大切です。
こまちくりにっくでは、悩みの原因や種類に合うさまざまな治療法があります。医師が丁寧にカウンセリングを行い、シミや肝斑の診断をはっきりさせ最適な治療法の提案を致します。
シミ・肝斑の種類
■ 老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)
・最もよく見られるシミのタイプです。
・紫外線の影響を長年受けてきた肌にできやすく、30代以降から少しずつ目立ち始めます。
・頬やこめかみ、手の甲などに、境界がはっきりした茶色い丸いシミが出るのが特徴です。
・肩や背中などに出来るものは光線性花弁状色素斑と言います。
・脂漏性角化症として盛り上がったものもあります。
■ そばかす(雀卵斑/じゃくらんはん)
・小さな斑点が、鼻や頬のあたりに広がるタイプです。
・遺伝的な要素が強く、子どもの頃から目立つことが多いです。
・春頃から濃くなり、冬には薄くなる傾向があります。
・紫外線を浴びると濃くなりやすいため、UVケアがとても大切です。
■ 肝斑(かんぱん)
・30〜50代の女性に多く見られるシミで、女性ホルモンの影響が関係しているとされています。
・生理(月経)周期や妊娠により、濃くなります。
・両頬に左右対称で、ぼんやりとした広がりのある薄い茶色のシミが出るのが特徴です。
・まぶたには出ないという特徴があります。
・安易なレーザー治療は、濃くなりますので注意が必要です。
・レーザートーニングという治療がありますが、白抜けが起こることがありますので注意が必要です。
・トラネキサム酸の内服が安全で効果的な治療法です。
■ 炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく)
・ニキビや傷、やけど、虫さされのあとに色素が残るタイプです。
・炎症が落ち着いても、茶色っぽい色が肌に残ることがあります。
・時間とともに薄くなることもありますが、色が定着してしまうと治療が必要になる場合もあります。
■ ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
・肝斑やそばかすに似ていますが、米粒くらいの茶色のシミとやや青がかったシミが混在したシミで、本来はメラニンの存在しない真皮(肌の深い層)に細胞が稼働してメラニン色素が沈着しています。
・女性に多く、思春期以降に出現することがあります。
・太田母斑という眼の周りに見られる青あざと同じものですので、レーザー治療が必要です。
このように、シミやそばかすにはいくつかのタイプがあり、それぞれに合ったアプローチが必要です。
ご自身では判断がつきにくいこともありますので、まずは医師による診察で正しいタイプを見極めることが大切です。
セルフケアとその限界
加齢や紫外線の影響、ホルモンバランスの変化などによって、多くの方がシミや肝斑に悩まれています。鏡を見るたびに気になり、つい隠すようにメイクを重ねてしまう…そんなお声も少なくありません。
セルフケアでできること
市販の美白化粧品やビタミンC誘導体、UVケアなど、日々のスキンケアでシミや肝斑の対策を行っている方は多くいらっしゃいます。紫外線を防ぎ、肌の代謝を整えることで、ある程度の予防や薄いシミへの効果は期待できます。
また、トラネキサム酸の内服やサプリメントなどを取り入れて、内側からのケアに取り組まれる方も増えています。
また、そばかすのように遺伝的な要因を含むものは、スキンケアだけで消すことはほとんどできません。長年の蓄積による色素沈着は、肌表面ではなく、より深い層に問題がある場合もあり、見た目以上に根深いのです。
美容医療で、より確実なアプローチを
セルフケアで効果が感じられない場合は、美容皮膚科での治療も一つの選択肢です。当院で行っているシミ・肝斑治療は、おすすめの施術一覧をご覧ください。
ご自身の肌状態に合った方法を見つけるために
シミや肝斑は一見同じように見えても、種類や原因はさまざまです。間違ったセルフケアで悪化してしまうケースもあるため、まずは専門医による診察で、肌状態を正確に見極めることが大切です。
施術料金
PRICE
医師の診察後、適切な治療のご提案をさせていただきます。
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