先天異常(生まれつきの病気)

形成外科の取り扱う先天異常というのは、生まれつき器官の形成が不十分なために形態不全を生じている疾患です。唇裂、頭蓋骨縫合早期優号証、耳介形成不全(小耳症・立ち耳など)、先天性眼瞼下垂などその治療は多岐にわたります。
美容外科では、お顔の形を整える手術を行っています。当院ではその知識と技術を応用し、一般形成外科での治療では満足のいかない方へより高度な治療を提供しています。

疾患

  1. 唇裂・唇顎口蓋裂・顔面裂
  2. 頭蓋縫合早期癒合症(クルーゾン症候群・アペール症候群・ファイファ症候群など)
  3. 先天性眼瞼下垂・先天性瞼裂狭縮症
  4. 先天性耳介形成不全(小耳症・立ち耳・折れ耳・埋没耳・スタール耳・副耳)
  5. その他先天異常疾患(合指症・母斑)

注意事項

  • 当院では未治療の大人の方の手術および大人の方の幼少期の手術の修正手術を行っておりますが、小児麻酔の設備がないため小児の手術は行っておりません。
  • 入院設備もないため骨切りなど侵襲の大きい手術は関連病院を紹介させていただいております。
  • 唇裂や症候性頭蓋縫合早期癒合症などは、幼少期から成長が終了するまで一貫した治療計画に基づいて治療が進められます。そのためかかりつけ医での治療が終了していない方の治療はお断りしています。
  • 治療途中でも形が気になり一時的だとしてもヒアルロン酸などで形態改善をはかりたいという方は、かかりつけ医の許可をもらった上で、紹介状をご持参ください。

施術料金

  • 保険内の治療には保険を適用
  • 保険適用外のものについては自費
  • 混合診療は禁止されています。保険と自費の治療を併施した場合はすべて自費で算定されます。