施術について
METHOD
繰り返すニキビや残る跡に悩まない肌へ。美容皮膚科でできる治療とは
ニキビは多くの人が経験する皮膚疾患ですが、その症状や原因は人によって異なります。思春期にできるニキビだけでなく、社会人になってから現れる"大人ニキビ"に悩まされる方も少なくありません。さらに、ニキビが治った後に残る赤みや色素沈着、クレーターのようなニキビ跡が、長期間にわたってコンプレックスとなってしまうこともあります。これらの肌トラブルは、見た目の問題だけでなく、精神的なストレスや自信の喪失につながるため、放置せずに早期に適切な治療を受けることが大切です。
美容皮膚科では、ニキビやニキビ跡の状態を丁寧に診断し、その方の肌質や生活習慣に応じた最適な治療法を選択することができます。当院では、豊富な治療メニューを取りそろえ、医学的根拠に基づいたケアを提供しています。まずは、ニキビやニキビ跡について正しい知識を持つことから始めてみましょう。

こんな方におすすめ
RECOMMEND
- 毎月生理前に必ずニキビができてしまう方
- ニキビが繰り返し同じ場所にできてしまう方
- ニキビをつぶしてしまい、跡が残ってしまった方
- 化粧で隠そうとしてかえって悪化してしまう方
- 背中や身体にもニキビができる方
- ニキビ跡の赤み、シミが気になる方
ニキビの原因
ニキビができる原因は、皮脂の分泌量の増加、毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖などです。悪化の原因として、ストレスや食生活の乱れ、ホルモンバランスの変化、睡眠不足などの生活習慣、間違ったスキンケアなどが複雑に絡み合うことが考えられます。
ニキビ跡の原因は、炎症により皮膚が深く損傷されることで生じます。ニキビ跡の炎症が長く続いたり(PIE)、メラニン沈着を生じたり(PIH)します。クレーターのような陥凹は、真皮深くまで損傷が及び、瘢痕治癒したことにより生じます。
ニキビの種類
【ニキビの種類】
白ニキビ:毛穴の先が詰まることにより毛穴に皮脂が溜まり、炎症の前段階として現れる初期のニキビ。
黒ニキビ:皮脂や角質が酸化し、黒く変色した状態。
赤ニキビ:アクネ菌の繁殖により炎症が起き、赤く腫れている状態。触ると痛みを伴うことがある。
黄ニキビ:赤ニキビがさらに進行し、膿が溜まった状態。細菌感染のリスクが高く、跡が残りやすい。
【ニキビ跡の種類】
赤み(PIE):炎症後の毛細血管の拡張により、ニキビが治ったあとも赤く見える。
色素沈着(PIH):ニキビの炎症によりメラニンが過剰に生成され、茶色や紫色の色が残る。
凹み(陥凹性瘢痕):真皮の深いところまで炎症が達し、瘢痕を生じることでできる凹み。
まれに肥厚性瘢痕(ケロイド):線維芽細胞の過剰増殖によりケロイドを生じた状態。
セルフケアとその限界
日常的なスキンケアや市販のニキビケア商品で症状の改善を試みる方は多いですが、自己流のケアには限界があります。特に、化粧品やクレンジングの選び方、洗顔方法、保湿の仕方に誤りがあると、かえって皮膚のバリア機能を弱め、ニキビを悪化させてしまう場合があります。また、皮膚の内部で起きている炎症などには、外側からのケアでは対処しきれません。
また、ニキビ跡は、セルフケアでは改善が難しいことが多く、医療的なアプローチでなければ改善が難しいとされています。